本日は厳密に言うと、成長痛には含まれないのですが…
当院でもよく見受けられる【腰椎分離症】についての予防法と対処法をお伝えします。
【腰椎分離症】
中学生男子に圧倒的に多い。
腰椎分離症は図の部分に起こる疲労骨折です。
上の図の緑の所を拡大すると、下の図になります。
下の図の丸で囲んだ部分で腰椎分離症が起こります。
左右の両側で起こると【腰椎すべり症】となる場合が多く、注意が必要です。
当施設でも野球を行っている中学生の選手で「中々、腰の痛みが治らない」と言って来られた際に、病院の受診を勧め、レントゲンやMRIといった検査を行った結果、腰椎分離症と診断される選手がいます。
様々なスポーツにおいて、身体を「捻る」+「反る」を行う選手がなりやすいとされています。
症状は腰の痛みに加えて、腰を反った時に痛みが強くなる事などが特徴的です。
【予防法】
身体を「捻る」+「反る」という動きを最小限にする為に体幹(いわゆるコア)の安定性を高める。
体幹(コア)の安定性を高めるエクササイズの代表例が以下のものになります。
図にも記載していますが、ポイントは2つあります。
①腰を反らさない!
②股関節を曲げない!
【対処法】
対処法については腰椎分離症になってしまった場合、基本的には骨がくっつくまで安静というのが大原則ですが、腰椎分離症に伴う痛みの対処法としては以下の方法があります。
①痛む部位を温める。
②電気治療を行う。
③痛み止めを飲む。
基本的にはすぐ治るものではない為、上記の方法で痛みが一時的に楽になった場合でも、無理をして良いという事ではありません!
当院でも、実際に【腰椎分離症】の診断が出た中学生の選手が半年間のスポーツ活動を禁止されるという例もあります。
そこまでするの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、【腰椎分離症】もれっきとした骨折であり、しかも治りにくいという特性がある為。この話も大げさに言っている訳でもありません。
また予防法に挙げている「コアの安定性を高める」事に加えて、身体の動かし方自体が間違っている場合もあります。
そのような場合、必ず本人では気付く事は出来ないので、私達のような「動き」の専門家に相談する事をお勧め致します。
皆様のお子さまが、動きたいのに動けない…そんな事になる前にお手伝いできる事があるので、迷わずいつでもご相談下さい。
~タチリュウコンディショニングジム・舞くまとり整骨院・鍼灸院~
大阪府泉南郡熊取町紺屋2-21-17 (無料駐車場完備)
受付時間
ジム:平日 10:00‐22:00 土曜日 10:00‐21:00 日祝日 10:00‐19:00 第1・3水曜日休館日
整骨院:平日 9:00‐12:30 15:30-20:30 土曜 9:00‐12:30 15:30-19:00 日祝 9:00-14:00 第1・3水曜日休診日
TEL:072-452-9543
HP : http://www.tachiryugym.com/
facebook : http://www.facebook.com/tachiryugym ←「いいね!」 押してね☆