皆さまこんにちは!こう見えて実は人見知りの成岡です。
今日のテーマですが、よく聞かれるのでブログのタイトルにしてみました。
「首は前から痛かったけど最近腰も調子悪いんだよね~何か関係しているの?」
「椎間板ヘルニアの既往があるんだけど背中の痛みに影響あるの?」
などの相談はよく受けます。
一言で言うともの凄く関係は深いですし、影響も大きいです(>_<)
今日はなぜそうなのかという話をしていきましょう!!
背骨(椎骨)は首に7個・背中に12個・腰に5個の計24個が連なっています。
一つ一つの椎骨の間には、関節(椎間関節)があり一番上は頭蓋骨と、一番下は骨盤と連結しています。
椎骨を模型などで見ると一つ一つに大きな違いはないように見えたりするのですが、
よ~~~~~く見ると形や大きさは様々なんです。
首の部分は、比較的小さく腰にいくにつれて大きくなっていますしそもそもの形が違ったりしています。
ですので、機能的に首の方は回す可動域が大きかったり横に曲げる動作は背中の方が大きかったり、
前にかがむ・体を反る動作は腰の方が大きいんです。
必ずしも反る動作を腰だけでしている訳ではなく、首や背中の椎間関節も機能はしていますので...
で、どういう事?
と思われた方がいらっしゃると思いますので、例をご紹介します。
猫背の方がいたとします。どのような姿勢かは想像つきますよね?
(猫背の方は骨盤や肩甲骨も関与しますが今回は椎間中心に書いていきますね)
いわゆる背中が丸くなっている訳ですが猫背の方の多くは、丸い状態で固定されていて椎間関節の可動範囲が
狭くなっています。
その状態から体を反る動作をしてみます。そうすると、丸い姿勢になっているせいで背中の椎間関節が反る方向へ
動きづらいので、代償として腰や首の椎間関節で反るように無意識に動きます。
それを繰り返すことで一部分に負担がかかりそこに痛みが出てしまいます。
姿勢が悪いと何がいけないのかとよく聞かれますがそういう理由があるというのを一つ頭に入れておいてほしいですね!!!