皆さん、こんばんは。

舞くまとり鍼灸整骨院で訪問治療を担当している貞方(さだかた)と申します。

私が主に担当している訪問治療はコロナウイルスが世に大流行する少し前に始まり、コロナ禍というものと共に早３年の月日が経過しました。

実際にこの３年間で高齢者の方々の外出頻度は確実に減っていると言われており、その影響で「身体を動かす頻度が減る」「誰かと会ってコミュニケーションを取る機会が減る」ということは特に健康作りに対して大きな痛手だなという印象があります。

この中でも今日は「身体を動かす頻度が減る」ことについて掘り下げていきたいと思います。

身体を動かす頻度が減る事で筋力が低下する。
→筋力が低下する事で疲れやすくなり、余計に外出の意欲が減る。

このような悪循環が生じてしまい、体力低下に拍車をかけてしまう事になってしまった人も多くいることでしょう。

これに対する手段は「身体を動かして体力・筋力を向上させよう」の一手に限られます。

しかし、仮にどこかの痛みが生じてしまうと、体力・筋力を向上させ得るだけの負荷を身体にかける事も出来なくなり、この悪循環から抜け出す事がより一層難しくなってしまいます。

なので体力・筋力低下に対しても「早期発見・早期治療(対処)」が大切になります。

今日は最後にその一つのチェックとなるものをご紹介させて頂こうと思います。

特に高齢者の方々のフレイルのチェックで使われる【指輪っかテスト】というものになります。

①椅子に座って膝を90度に曲げます。

②利き足でないの足のふくらはぎの一番太い部分を指の親指と人差し指で作ったわっかで囲みます。※上の写真の赤い線の部分

≪結果≫

・親指と人差し指がふくらはぎの太さで届かない人→まだ少し安心

・親指と人差し指で作った輪っかの中にふくらはぎがすっぽり収まってしまう人→ちょっと心配かも！？

 

皆様もご自身のご両親や祖父母の方に一度チェックしてみてください。

このチェックだけで全てが決まる訳ではありません。しかし上記のチェックで少し心配かも！？となる方は私達にご相談頂けますと勿論サポートできますし、地域の高齢者支援のサービスの利用の相談をしてみるのも良いでしょう。

いずれにしても気付かぬうちに今持っている皆様の健康を末永く維持して保ち続けられるためのサポートができれば幸いです。

それでは皆様、本日も拝読して頂きありがとうございました。

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